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事務所の移転など、諸々…

 前回の更新ですら一年空けてしまい、更にこの更新はそれから180日以上も空けてしまった。 昨年の一年間、モータースポーツに関しては何も仕事をせず、そのまま全ての事をスルーした。

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 マカオGPだけやろうか?と思ったが、中国F4のあまりのレベルの低さに閉口して辞め、とにかく2021年に集中する事にし、早い段階から今年を目掛けて集中的に動いた。しかしコロナによる移動制限や隔離措置は昨年より厳しくなっており、暮れから年明けまでは多少なりとも楽観的な観測が出来たのだが、その後は以前より重く厳重な規制になり、プロジェクトの取捨選択を求められる羽目となった。

 クライアントはやはりプロモーションを主眼に置いている会社なので、B to Bの実行性を考えた時、現場に行けないと言うのは〝いくらなんでも…〟となってしまう。この辺がプロモーションありきのスポンサーを集めていると、マネロンと周囲を信用させる為にやっているケースの違いとなり、我々の場合、現場のフォローなどの足枷が付いてきて正直辛い。

 さて、知っている人は知っているが4月8日に事務所を移転した。全くアタマに来る話しではあったが、レジェンドグループの新経営陣は、旧経営陣の犯したミステイクをキチンとリカバリーしてくれた。また約束もあるので、この件には今後も言及しないし、できない。またするつもりもない。ただこの件を利用して、デマを流した和井内仁彦とTAEビジネス・ソリューションズ合同会社にはキッチリと賠償を求めていく。和井内仁彦は今年の正月明け、こちらが盛岡東署に通報し、警察も事実を確認した上で和井内本人に注意(警告)を発した。にも関わらず、また始めた。普通の方々なら警告後に同じ事をやったらどうなるのか分かるはずだが、和井内は分からない様だ。仕事で取引きをしている方々がいるのであれば、少し考えてみた方が良い。最終的にこちらが動いたら業務に差し障りも出るだろう。

 数年前に借りていた元事務所に戻ろうとしたら不動産会社が『良かったらウチ( の持っている物件)を使わないか?』と言ってきた。場所は前の台風〝ハト〟の時に水没したエリアなので最初は『ん〜、、、どうかなぁ…』と思ったが、対策も進んでいるし、一番の問題であるポンテ16(ソフィテルホテルマカオ)エリアの対策工事もかなり進んでいる。

 それらを総合的に判断して「まぁこれなら大丈夫か?」と契約した。しかし実際に荷物を入れたら狭い狭い。ワンフロアで十分と見込んだ自分が馬鹿だった。全然スペースが足りず、これはどうしようか?とアタマを抱えたが、その問題は思いがけないタイミングですぐに解決した。

 仕事を再開した数日後にシャッターが開かなくなった。

 
 
 
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 ちょっとした機械的なトラブルだったのだが、業者を呼んでえっちらおっちらやっていた。ひどく杜撰な施工で、シャッターの機械の中で電源コードがシャッターのチェーンに巻き付いてしまっていた。しかもメンテナンス用の蓋を溶接して塞いでしまっており、修理は大騒ぎ。隙間から手を突っ込んで修理していたおじさんが感電してしまうなど、トラブルは重なる一方。こっちもだんだんアタマに来て、一瞬「こりゃ契約は破棄か?」とも思っていた。

 その様子を見ていた隣の骨董品屋のおじさんと仲良くなり、色々と話していたら『ウチの店、誰か借りる人がいたら紹介して』と。当然ながら「え?」となり、その場で話しが成立。

 今のオフィスは事務員用にして、メインのワークルームと会議室は隣の店舗に越す事にした。とは言え、お隣さんも商品である貴重な骨董品を然るべき場所に運ばなければならない為、少し時間を掛けて1ヶ月くらいでスライドしましょう、となった。

 これで漸く仕事が再開。そう言う意味では、レジェンドとトラブルが勃発した2020年12月24日以来の、ほぼ3ヶ月半ぶりの再開となった。

 その間、本当に手も足も出せず、しかも銀行のうっかりアカウント停止と重なり、地獄のような思いをした。しかし負けてられないので自宅・café或いはホテルでF1の契約を必死に纏めていた。が、前記の通り、二転三転と言う言い方で言うなら、間違いなく八転はした。本当に状況的に〝仕方が無い〟レベルだ。因みに取引先のamber lounge さん。欧州のメディアのインタビューで、計画の修正が20回にも及んだと答えていた。やはりそのくらい、状況変化が激しいと感じる。

 誰のせいにも出来ないし、誰が悪い訳でも無い。強いて言うなら中国が悪い。まぁ完全に無くなった訳では無く、秋口に回しましょう、となったのが不幸中の幸いだとは思うけど。

 この週末までにBritish F3の契約書は纏まった。一番遅い契約締結になってしまったが、週明けには締結、そして発表となる。

 一方で三浦健光はよくよく考え、去年までのチームや主催者と話し合いを重ね、今年度のユーロナスカーへの参戦を諦めた。やはり渡航に纏わる隔離問題が大きい。そこで私達がプログラムしていた秋口からのS5000に参加する方向で話しを纏め、昨日、仮のエントリーをした。オーストラリアグランプリのサポートレースだ。また隔離の緩和やスケジュールが合えば、昨年のチームからユーロナスカーに出る可能性もまだ残されている。

 
 
 
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 まずは出来るところから。最後に仕事をしたのが2019年11月なのでほぼ1年半ぶりの仕事となる。確実に且つ綺麗にスタートさせようと思う。

 

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