
メルセデスがそれまでのトミーヒルフィガーとの契約を終了し、adidasがレーシングスーツからスタッフウェアまでを契約した。
実はコロナ禍で閉鎖されるまでウチはadidasと契約をしadidas motorsportsの商品を扱っていた。
その前にPUMAと契約していてPUMA motorsportsのマカオの総代理だったが、ある時、もう一軒、大きいのが出来るからと話しを入れられ、そのもう一軒のコンセプトを聞いて逆に見直した方が良いとPUMA様に進言した。が、PUMA様、聞く耳持たず。そのまま突進。
ウチはどうしようか?と決めあぐねていたところにタイミング良くadidasからお話を頂き、一旦、仮の契約をした。
店の準備も進み、さあこれからと言うタイミングでコロナ禍に拠るロックダウン。
全てが水の泡に化した。
因みに聞く耳持たないPUMA様。
そのもう一つの案件はベネチアンマカオに派手なPUMA MOTOR SPORTS SHOPを立ち上げた。
しかしベネチアンでレーシングスーツが売れる訳がない。
見事に契約に書いてあるはずの「絶対やるな!」の赤札大セールをやるまでの無様な終わり方をした。
因みに当時チームを持ってたウチは選手のソックスやアンダーウェアをそのズッコケた店から買った。
理由?
メーカー仕入れより安く売っていたから😜

その後、adidasは知り合いの香港の会社に一旦移ったが、なんせその会社と担当者は素人すぎた。
どうやって売って良いか教えてくれまで言う始末。
彼らはショールームまで作って頑張ったが短命に終わった。



これ見ても分かると思うけど、何をどうしてそうなるレベルで半年で閉店した。
adidasがAMG Mercedes F1に触手を伸ばしたと言う事は、今後何か商品展開はあるだろうと見て、当時の関係書類や関係者に当たってみたが、今のところそのまま止まっていると言う。2017年がラストだ。

次の展開は来年以降になるだろうが、正直、商品展開はそんなに以前と変わらないだろうとみている。
そこでこんな事を考えた。
前の企画をリファインしたらどうだろうか?と。



レーシングギアを扱うのなら過去の経験も含めてSPARCOを扱わないと無理。
彼らはすべて揃っている。
それ故にSPARCOに販売代理を申し出ると莫大な在庫を取らないとならないだろう。
しかしそれを回避する手立てはある。
ある特定のマーチャンダイジングの商品だけ希望すればいい。
そうすると案外扉は簡単に開く。
このSPARCOとadidasだけを絞って代理店をやりたい考えが膨らんで来て家内に言ったところ「何を言いたいか分かっているからもう少し調べな」との事。
分かってくれてたのね…🥹
マカオには政府所有の店舗があり、それがマカオと関連しているとか、意味があると判断するとその物件は審査の上で借りられる。
狙っているところはあり、現在の使用者は政府の外郭団体だが、そろそろ問題になるはず。その時がチャンスなので、どんな小さいスペースでも良いから、一旦仮でも良いから店舗を用意しないとならない。
今年の業務は現在七割方決まっている。
あとは確定と実行だけ。
そこを過ぎたら着手しようか、と。
