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GTカーメーカーと話した

 まだ詳しく言えないが、GTカーのプログラムの相談があり“当たりレベル”で進める事になった。

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 春先に明日豚には失礼な事をやられたし、かといって国産メーカーは国際レベルに持っていくととてもじゃないが、、、

 

 牛は速いが下品だし、馬は自分たちにとって一番近いが政治的にメンドくさい。

そう言う消去法で考えた時、あるメーカーにかつての同僚がいるのを思い出しコンタクトした。

 彼は歓迎ムードもさる事ながら『また何か一緒にやりたいね!』とワクワクムードで話しは始まった。

 

しかしまずこちらは辛辣な質問から始めた。

  1. なぜあのクルマは結果が出ないのか?
  2. 何が原因で台数が増えないのか?
  3. 実際、いくらよ?
  4. ウチがやる余地ある?

と、だいたいこんな感じの質問をぶつけた。

 今現在、BOPが非常にキツイらしい。その結果、少し緩められる流れになってきている、と。正直、アジアは上手くいっていない。台数はちょっと内密な話しがあり書けず。けど最優先で回せるよ、と。

 『あなた達は日本人枠としてカウントしないから、本社と直接でやれるよ。担当は僕が出来るしね!テクニカルも含めてサポートできるし、エンジニアやファクトリードライバーもね!ぜひ良いパッケージ作ろうよ』と言う事で話しを進める事になった。

 向こうがまだ足を踏み入れられないエリアにこちらは入れるので、これはこれで向こうもこっちもOKな話しだ。

 幸いテクニカルチームは良いチームが手に入ったし、彼らも我々もハコやGTは好みじゃないが、モタスポビジネスではこのハコやGTが良いコンテンツである事を互いに認識している。

 元同僚もウチが英国にテクニカルチームを持った事を驚いていて『いつのまに?』と言う感じになっていた。

 ともあれメーカーとしては日本のメーカーほど大きくないが、プレミアムメーカーとして付き合うには必要にして充分なステイタスが得られる。またこのメーカーに飲み込まれない様に、同時に馬ともスポンサーシップの話しをしている。

 日本人はどうしても相手に対し“へへ〜”とし勝ちだが、自分はそうしない。常に自分の立場を優位に保つ事が大事である。元同僚のセクションも最初は五人でやっていたが、今では100人体制でこのプログラムに取り組んでいると言う。

 いずれにしてもカネを纏めないとどうにもならない。

まずは“カネ!!!”

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